「いっそ、思い切って短くしてしまおうか」
薄毛が気になり始めた50代・60代の男性なら、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか。でも「短くしたら薄いのがバレるのでは」「床屋でなんと頼めばいいのか分からない」と迷って、結局いつもの髪型のまま——という方も多いはずです。
この記事では、50代・60代の薄毛に合うベリーショートを3種類に分けて、何ミリが目安か、床屋でどう頼めばいいかまで具体的にお伝えします。
なぜ50代・60代の薄毛にベリーショートが合うのか

薄毛が気になる人ほど、髪を伸ばして隠したくなるものです。ですが実は、短くしたほうが薄さは目立ちにくくなります。
- 地肌と髪の境目がぼやける:髪が長いと、薄い部分との差がくっきり出ます。全体を短くそろえると、その差が小さくなります。
- 清潔感が出る:耳まわりと襟足がすっきりするだけで、きちんとした印象になります。
- 朝の手入れがほとんどいらない:寝ぐせがつきにくく、乾かすのも一瞬です。
白髪が多い方にも、短い髪はいちばん清潔に見える長さです。くわしくは白髪でもかっこいい50代・60代男性の髪型をご覧ください。
ベリーショートは3種類——クルーカット・ソフトモヒカン・おしゃれ坊主

50代・60代の男性が取り入れやすいベリーショートは、次の3つです。
| 種類 | 長さの目安 | 形 | 似合いやすい顔 |
|---|---|---|---|
| ①クルーカット | サイド3〜6mm/トップ2〜3cm | トップを短く立たせる | 逆三角・丸顔 |
| ②ソフトモヒカン | サイド3〜6mm/トップの中央3〜5cm | 真ん中だけ長めに残して立てる | 丸顔・ベース型 |
| ③おしゃれ坊主 | 全体6〜12mm | 全体を同じ長さにそろえる | どの顔にも |
面長の方は、トップを立てすぎず、サイドを短くしすぎない(6〜9mm)と、顔の縦長が強調されません。
②のソフトモヒカンは、真ん中を立てるのに少量のワックスを使います。薄毛の方には、ツヤを抑えたマットタイプが向いています。使いやすいものを60代・50代でも髪ふんわり!薄毛をカバーするスタイリング剤おすすめ8選で紹介しています。
薄毛のタイプで選ぶ——「刈り上げの高さ」がいちばん大事
どれが合うかは、薄毛のタイプでも変わります。
- M字(生え際)タイプ → ①クルーカット:前髪を作らず上に立てると、額の広さが自然に見えます。
- 頭頂部(つむじ)タイプ → ①か②:トップは短めに。ソフトモヒカンなら真ん中を長く残しすぎないこと。長いほどつむじが割れて地肌が見えます。
- 全体タイプ → ③おしゃれ坊主:全体を同じ長さにそろえると、薄さの差がほとんど気にならなくなります。
どのタイプでも気をつけたいのが「刈り上げ」です。刈り上げには、「何ミリにするか(長さ)」と「どこまで刈り上げるか(高さ)」の2つがあります。
- 長さ:3mm前後で地肌がうっすら、1mm以下でははっきり見えます(髪の量で変わります)。
- 高さ:頭のいちばん横に張り出した部分(ハチ)より上まで刈り上げると、トップの薄い部分とつながって見えます。刈り上げはハチより下までにとどめましょう。
自分のタイプが分からない方は、60代・50代の薄毛は「タイプ別」で選ぶでチェック方法を紹介しています。
床屋・美容室での頼み方——「何ミリ」で伝えれば失敗しない

「短めで」「さっぱりと」だけでは、思っていた長さになりません。数字で伝えるのがいちばん確実です。そのまま使えるオーダー例を用意しました。
クルーカット:「サイドと後ろは6mmで、ハチより下まで刈り上げてください。トップは3cmくらいで、立つようにそろえてください。前髪は作らなくて大丈夫です。」
ソフトモヒカン:「サイドと後ろは6mmで。トップは真ん中を4cmくらい残して、まわりは少し短めに。真ん中が軽く立つようにしてください。」
おしゃれ坊主:「全体を9mmでそろえてください。襟足と耳まわりだけ、もう少し短く整えてください。」
- 初めては長めから:切りすぎた髪は戻りません。迷ったら1段階長いミリ数を伝え、次から短くしていきましょう。
- 薄毛のことは正直に:「上が薄くなってきたので、透けにくい長さで」と言えば、プロが調整してくれます。写真を1枚見せると、さらに伝わりやすくなります。
お店選びに迷ったら、60代・50代男性の理容室と美容室の選び方もどうぞ。
【筆者(58歳のおっさん)の場合】
今の髪型は、横と後ろが2mmの刈り上げで、上が5cmくらい。じつはこれが、これまででいちばん短い髪型です。
少し前までは、横と後ろは2〜3mmでも、上は8〜10cmほど残していました。額が広いので、M字の部分を隠したかったのです。でも思い切って上を短くしてみたら、これが正解でした。隠そうとしていたころより、ずっとすっきり見えます。58歳にもなると、周りの目があまり気にならなくなった、というのもあります(このあたりは人それぞれでしょうね)。
床屋には3週間に1回ほど通っていて、頼み方は「横と後ろは2mmで、上はそろえる程度で」。ベリーショートや坊主はまだ未経験ですが、上を5cmから3cmにすれば、もうクルーカットの入り口です。いきなり坊主にしなくても、少しずつ短くしていけばいい。自分の髪で、そう実感しています。
短いからこそ差がつく「手入れ」

- 基本はノーセットでOK:クルーカットとおしゃれ坊主は、乾かすだけで形になります。立てたい日だけ、マットなワックスを少量、根元からなじませます。
- 3〜4週間に1回はカットへ:髪は1か月に約1cm伸びます。短い髪型ほど、その1cmで形が崩れます。
- 頭皮の日焼けに気をつける:短くすると頭皮に日が当たります。夏の外出には帽子が便利です。
髪型を整えるのとあわせて、頭皮のケアも始めたいという方は、医薬部外品の育毛剤から選ぶのがひとつの目安です。
たとえば「薬用ナノインパクト8」は、センブリエキス・セファランチン・グリチルリチン酸ジカリウムの3つの有効成分を配合し、「育毛」「発毛促進」「脱毛の予防」などの効能が認められた医薬部外品の育毛剤です。使うのは1日1回です。
申し込む前に、次の3つは必ず確認してください。
・初回は定期便の割引価格ですが、解約しない限り約1か月後に2本セットで届き、支払いは初回よりかなり高くなります。継続回数の縛りはなく、1回目から解約できます。
・解約は電話で受け付けています(9時〜18時、日曜・年末年始は休み)。次のお届け予定日の10日前までに連絡が必要です。申し込みから届くまで10日前後かかるので、届いたらすぐに次回のお届け予定日を確かめておきましょう。
・開封・使用したあとの返品はできません。
最新の条件は、必ず公式サイトでご確認ください。
やってはいけないベリーショートの失敗3つ
- ① トップまで短くしすぎる:トップを3mm以下にすると、薄い部分が光って目立ちます。坊主も初めは9mm前後から。
- ② トップだけ長く残す:上を8cm以上も残すと、短いサイドとの差で、薄いトップがかえって目立ちます。
- ③ 伸ばしっぱなし:ベリーショートは、伸びかけがいちばん崩れて見えます。
ほかの失敗例は、60代・50代の薄毛、老けて見えるのは「髪型」が原因〜NG髪型ワースト7〜でまとめています。
【まとめ】短くするのは、隠すのをやめること
- 短くそろえると、薄い部分との差がぼやけて清潔に見える
- M字はクルーカット、頭頂部はクルーカットかソフトモヒカン、全体はおしゃれ坊主
- 床屋では「何ミリ」と「刈り上げはハチより下まで」を伝える
- 初めは長めから。3〜4週間に1回のカットで形を保つ
顔型から選びたい方は【顔型別】50代・60代男性に似合う髪型、ヘアケア全体は50代・60代男性の髪型・ヘアケア完全ガイドをご覧ください。
隠すのをやめた日から、髪型はぐっとラクになります。次の床屋では、まず「何ミリで」と伝えるところから始めてみてください。
👉さあ、始めましょう。50代・60代でも清潔感あふれるおじさんへ向かって!
