60代・50代の薄毛は「タイプ別」で選ぶ〜M字・頭頂部・全体、それぞれの正解の髪型〜

60代・50代の薄毛タイプ別(M字・頭頂部・全体)に似合う髪型を解説する記事のアイキャッチ 身だしなみ

「M字に後退してきた生え際が気になる」「自分では見えないが、つむじのあたりが薄いと家族に言われた」——同じ”薄毛”でも、悩んでいる場所は人それぞれではないでしょうか。

実は、薄毛の髪型選びで一番大事なのは、「どこが薄いか(=薄毛のタイプ)」です。M字タイプに似合う髪型と、頭頂部タイプに似合う髪型は違います。タイプに合わない髪型を選ぶと、隠したつもりが逆に目立つことさえあります。

この記事では、60代・50代男性の薄毛を3つのタイプに分け、それぞれの「正解の髪型」と「避けたい形」をわかりやすくお伝えします。自分のタイプが分かれば、床屋さんでの注文も迷いません。

60代の薄毛の髪型は「顔型」より先に「タイプ」で決める

髪型選びというと「丸顔に似合うのは」「面長なら」と顔の形から考えがちです。もちろん顔型も大事ですが、薄毛世代の場合、先に決めるべきは薄毛のタイプです。

理由は簡単で、薄い場所によって「活かせる髪」と「無理をさせてはいけない髪」が変わるからです。タイプに逆らった髪型は、どんなに顔型に合っていても不自然に見えます。まずタイプで大枠を決め、そのうえで顔型で微調整する——この順番が失敗しないコツです。

まずは自分の薄毛タイプを確認しよう

60代男性の薄毛3タイプ(M字生え際・頭頂部つむじ・全体)の見分け方イラスト

60代・50代男性の薄毛は、おおまかに次の3タイプに分かれます。

  • タイプ①:生え際・M字タイプ——おでこの両サイドから後退していく。正面の鏡でわかる
  • タイプ②:頭頂部・つむじタイプ——てっぺんから薄くなる。自分では見えにくい
  • タイプ③:全体タイプ——全体のボリュームが落ち、地肌がうっすら透ける

チェック方法はスマホで十分です。正面・真上・後ろの3方向から撮ってもらう(または鏡を2枚使う)と、自分がどのタイプか一目でわかります。両方が混ざっている方は、より進んでいるほうを「主なタイプ」と考えてください。

【タイプ①】生え際・M字タイプの正解は「前髪で隠さない」

M字タイプの方がやりがちなのが、前髪を伸ばして生え際を隠すことです。ところが前髪は年齢とともに細くなり、隠しているつもりでもスカスカに透けて、かえって後退が目立ちます。

正解は逆で、前髪を上げるか短くして、おでこを見せることです。

  • おすすめ①:アップバング(前髪を立ち上げる)——M字の切れ込みが「額の広さ」に見え、潔さが若々しさになります
  • おすすめ②:ソフトモヒカン風の短髪——サイドを短く、トップに少し高さを残す形。M字が輪郭に溶け込みます

床屋さんでは「前髪は上げられる長さで、サイドは短めに」と伝えれば十分です。

なお、タイプに関わらずやってはいけないNG髪型もあります。あわせて 60代の老け見えNG髪型ワースト7 も見ておくと失敗しません。

【タイプ②】頭頂部・つむじタイプの正解は「トップ短め+ふんわり」

つむじ周りが薄いタイプは、上から見られたときにどう見えるかがすべてです。長い髪をかぶせて隠すと、髪の重みでペタッと割れて、地肌がスジ状に見えてしまいます。

正解は、トップを短くして根元を立たせることです。短い髪は自重で潰れないため、ふんわり立ち上がって地肌を自然にぼかしてくれます。

  • おすすめ①:ショートレイヤー——トップに段を入れて動きを出す定番。つむじの薄さが「毛流れ」に紛れます
  • おすすめ②:ベリーショート——思い切って全体を短くすると、薄い部分と濃い部分の差そのものがなくなります

このタイプはドライヤーでの立ち上げが効果絶大です。乾かし方のコツは 60代・50代のボリュームの出し方 で詳しく解説しています。

【タイプ③】全体タイプの正解は「思い切りのいいベリーショート」

全体的にボリュームが落ちるタイプは、長さを残すほど「寂しさ」が強調されます。中途半端な長さがいちばん老けて見えるタイプです。

正解は、全体を潔く短くそろえること。

  • おすすめ①:ベリーショート〜おしゃれ坊主——地肌と髪の境目がぼけて、薄毛がほぼ気にならなくなります
  • おすすめ②:白髪を活かしたグレイヘア×短髪——短くそろえた白髪まじりの髪は、清潔感と貫禄が両立します

「短くしたら余計に薄毛がバレるのでは」と心配になりますが、実際は逆です。バレて困るのは隠しているときだけ。見せてしまえば、そこにあるのは薄毛ではなく「短髪の似合う人」です。なお、どのタイプでも顔の輪郭による微調整は 顔型別の髪型ガイド が参考になります。

60代男性がドライヤーで短髪の根元を立ち上げて仕上げている様子のイラスト

どのタイプにも共通する仕上げの3か条

タイプ別の髪型が決まったら、最後は毎朝の仕上げです。共通のコツは3つだけです。

  1. 乾かすときに根元を起こす——ボリュームの土台はドライヤーで作ります
  2. スタイリング剤はマット系をごく少量——テカる整髪料やつけすぎは、地肌の透けを強調する逆効果です
  3. サイドと襟足はこまめに整える——薄い部分より「伸びた部分」が清潔感を壊します

とくに2つ目のスタイリング剤選びは、薄毛世代には専用の選び方があります。ベタつかず自然にふんわり仕上がるものを 60代の薄毛におすすめのスタイリング剤8選 で比較していますので、髪型を変えるタイミングであわせて見直してみてください。

【まとめ】タイプがわかれば、髪型はもう迷わない

最後に3タイプの正解をおさらいします。

  • M字タイプ→前髪で隠さず、上げるか短く。アップバング・ソフトモヒカン
  • 頭頂部タイプ→トップ短め+根元ふんわり。ショートレイヤー・ベリーショート
  • 全体タイプ→潔くそろえる。ベリーショート・グレイヘア短髪

共通するのは「隠す髪型」から「活かす髪型」への切り替えです。自分のタイプさえつかめば、床屋さんでの注文も、毎朝の仕上げも迷いません。次に髪を切る日、鏡の前で3方向チェックから始めてみませんか。

👉さあ、始めましょう。50代・60代でも清潔感あふれるおじさんへ向かって!

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