60代・50代の薄毛でも髪がふんわり!ボリュームスタイリング術

60代・50代の薄毛でも髪がふんわり!ボリュームスタイリング術 身だしなみ

「鏡を見るたび、髪がペタンとして老けて見える」「分け目や地肌が目立つようになった」——年齢とともに髪のボリュームが減ってくると、それだけで実年齢より老けた印象になりがちです。でも、あきらめるのはまだ早い。薄毛やボリューム不足は、乾かし方とスタイリングのほんのひと手間で見違えます。この記事では、髪が少なくなってきた60代・50代の男性が、今日からできるふんわり見せのテクニックを紹介します。

なぜ60代・50代になると髪がペタンとボリュームを失うのか

髪のボリュームを気にして鏡を見る60代男性

まずは、なぜボリュームがなくなるのかを知っておきましょう。原因がわかれば、対策もはっきりします。

主な理由は次の3つです。

  • 髪が細くなる……年齢とともに1本1本が細くなり、全体のハリ・コシが失われます
  • 髪の量が減る……抜け毛が増え、密度が下がることで地肌が透けやすくなります
  • 頭皮がたるむ……頭皮の弾力が落ちると根元が立ち上がりにくく、髪が寝てしまいます

つまり、ボリュームダウンは「髪そのもの」と「頭皮」の両方から起きています。だからこそ、髪を増やそうと頑張るより、今ある髪をふんわり立ち上げて見せるほうが、はるかに現実的で効果的なのです。

【筆者(58歳のおっさん)の体験談】長く伸ばして大失敗
髪が薄くなり始めた頃、なんとかボリュームを出そうと、つい髪を長めに伸ばしていた時期がありました。「長くすれば隠せるだろう」と思ったのです。ところが結果は逆で、長い髪が重みでペタッと寝てしまい、地肌がよけいに目立つという残念な見た目に……。家族から「短くしたほうがさっぱりするよ」と言われ、思い切って短くしたら、こちらのほうがずっと若々しく見えました。隠そうとするほど逆効果、と痛感した出来事です。

ボリュームの9割は「乾かし方」で決まる

ドライヤーで根元を立ち上げるように乾かす60代男性

実は、ボリュームを左右する最大のポイントは、ワックスよりも先に「髪の乾かし方」にあります。濡れた髪は寝ぐせがつきやすく、ここで根元を寝かせてしまうと、あとから何をしても立ち上がりません。

ふんわり乾かすコツは、次の3ステップです。

  • 根元から乾かす……毛先ではなく、まず根元に風を当てます。地肌を指で軽くこすりながら乾かすと立ち上がりやすくなります
  • 下から風を当てる……髪を起こす方向、つまり下や横から風を入れると、根元が自然に立ちます
  • 最後に冷風で固定する……温風で立ち上げた根元に冷風を当てると、その形がキープされます

たったこれだけで、スタイリング剤を使う前の土台が大きく変わります。忙しい朝でも、ここだけは省かないのがおすすめです。

スタイリング剤の選び方と使い方

少量のワックスを手のひらにのばす60代男性の手元

乾かし方で土台を作ったら、次はスタイリング剤で仕上げます。ここで大切なのは「何を選ぶか」と「どうつけるか」です。

選ぶなら、マット系(ツヤを抑えたタイプ)のワックスがおすすめです。ツヤの強いジェルやグリースは、髪が濡れたように束になり、かえって地肌が目立ちやすくなります。マット系なら、軽い質感で自然なボリュームを演出できます。

使い方のコツは次のとおりです。

  • 量は少なめ(小豆1粒程度)……つけすぎは重さでボリュームがつぶれる最大の原因です
  • 手のひら全体に薄くのばす……指の間までしっかり広げてから髪につけます
  • 根元から立ち上げるようにつける……毛先だけでなく、根元を持ち上げながらなじませます

仕上げに軽くスプレーをかければ、夕方までふんわり感が長持ちします。

【筆者(58歳のおっさん)の落とし所】結局これで十分でした
いろいろ試した結果、いまの筆者のスタイリングは「短めカット+根元を立てるドライ+マットワックスを少しだけ」、これだけです。特別な技術はいりません。むしろ、あれこれ塗り重ねるのをやめてから、いちばん自然にまとまるようになりました。ボリュームは”足す”より”立ち上げる”が正解だと感じています。

やりがちなNG!ボリュームをつぶす習慣

つけすぎに注意したいスタイリング剤

良かれと思ってやっていることが、実はボリュームをつぶしている——そんなケースは少なくありません。次の習慣に心当たりがないかチェックしてみてください。

  • ワックスのつけすぎ……重さで髪が寝てしまい、地肌も目立ちます
  • ツヤの強いベタ系ワックスを使う……束感が出て、薄さが強調されます
  • シャンプーやワックスのすすぎ・洗い残し……頭皮に残ると根元が立ちにくくなります
  • 濡れた髪を自然乾燥させる……根元が寝たまま固まり、ボリュームが出ません

どれも、ほんの少し意識を変えるだけで防げるものばかりです。「つけすぎない」「ためこまない」を合言葉にしてください。

薄毛でも決まる髪型は「短め・トップに高さ」

トップに高さを出しサイドをすっきりさせた60代男性の髪型

スタイリングの効果を最大限に引き出すには、土台となる髪型も大切です。薄毛やボリューム不足が気になる方ほど、短めのスタイルが似合います。

ポイントは、トップ(頭頂部)に高さを残し、サイドと襟足はすっきり短くすること。こうすると、視線が自然と上に集まり、全体にメリハリのあるシルエットになります。長く伸ばして隠すより、短くして清潔感を出すほうが、確実に若々しく見えます。

美容室では「トップにボリュームを出したい」「サイドはすっきり」と伝えれば、それだけで仕上がりが変わります。

「隠す」より「整える」が清潔感の正解

最後に、いちばん大切な考え方をお伝えします。それは、薄毛は「隠す」より「整える」ほうが、ずっと清潔感が出るということです。

無理に隠そうとすると、かえって不自然になり、本人が気にしているのも伝わってしまいます。それより、今ある髪を清潔に整え、ふんわりと見せる。そのほうが堂々として見え、好印象につながります。

そのためには、自分に合ったスタイリング剤を1つ持っておくと心強いものです。ボリュームの出るワックスやパウダーフォームなど、薄毛でもふんわり仕上がるおすすめのスタイリング剤は、近日まとめて紹介する予定です。

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【まとめ】ボリュームは”ひと手間”で取り戻せる

髪のボリュームは、年齢のせいだとあきらめる必要はありません。根元から乾かし、マットワックスを少しだけ、そして短めに整える——このひと手間で、ペタンとした印象は確実に変わります。大切なのは、隠そうとせず、今ある髪を気持ちよく整えること。まずは明日の朝、ドライヤーの当て方を変えるところから始めてみてください。

似合う髪型をもっと知りたい方は、こちらの完全ガイドもあわせてどうぞ。

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