年齢を重ねると、「何を着ても地味に見える」「若いころの服が似合わなくなった」と感じることはありませんか? 実はその原因、服の“色選び”にあるかもしれません。今回は、おじさんに似合う色ベスト3と、暗くならないコーデのコツをわかりやすく紹介します。
なぜ年齢を重ねると「服の色」が大事なのか?
40代・50代を過ぎると、肌のトーンや髪の色が変わり、若いころと同じ色がしっくりこなくなることがあります。 特に男性は無難なグレーや黒を選びがちですが、実はこれが「老け見え」の原因になっていることも。
明るさと清潔感を意識した色選びをするだけで、顔の印象がグッと若々しく見えるんです。
シニア男性に似合う色ベスト3
第1位:ネイビー(濃紺)|落ち着きと若々しさの両立

ネイビーは「大人の清潔感」を演出できる万能カラー。黒よりも柔らかく、顔映りがよいのが特徴です。 ジャケットやシャツ、チノパンなど、どんなアイテムにも合わせやすいので、まずはここから揃えるのがおすすめです。
コーデ例:ネイビージャケット × 白シャツ × ベージュパンツ → 爽やかで誠実な印象に。ビジネスにもカジュアルにも対応できます。
第2位:ライトグレー|顔を明るく見せる上品カラー

「グレー=地味」と思われがちですが、ライトグレーは一転して顔をパッと明るく見せてくれます。 特に白髪が混じってきた方には、自然に馴染む色として相性抜群です。
コーデ例:ライトグレーパーカー × 白Tシャツ × 濃紺ジーンズ → 休日でも清潔感があり、若々しい印象になります。
第3位:ベージュ・サンドカラー|優しさと清潔感を演出

ベージュやサンドカラーは、肌のトーンを柔らかく見せ、親しみやすさをプラスしてくれます。 ただし、全身をベージュにするとぼやけるので、濃淡の差をつけるのがポイント。
コーデ例:ベージュジャケット × 白シャツ × ネイビーパンツ → 上品でバランスのとれた大人コーデに仕上がります。
暗くならないコーデの3つのコツ
「顔まわり」に明るい色を持ってくる

人の印象は、顔まわりの明るさで大きく変わります。 白・明るいグレー・淡いブルーのシャツやTシャツを取り入れると、自然に若々しく見えます。
ベーシックカラー+差し色でバランスを取る

全身を落ち着いた色でまとめたら、靴下・ベルト・スニーカーなどに「差し色」を入れるとおしゃれ度がアップします。 たとえば、ネイビーコーデに赤やオレンジの差し色を少し加えるだけで、ぐっと軽やかな印象に。
素材感で季節感を出す

同じ色でも、素材が変わると印象が大きく変わります。春夏はリネンやコットン、秋冬はウールやツイード素材を選ぶと◎。 「季節を感じる服」は、それだけでおしゃれに見えるポイントです。
よくある失敗例とその回避法
- 全身ダークトーン → 顔色が沈んで見えるため、インナーや小物に明るい色をプラス。
- 派手すぎる色使い → 原色ではなく「くすみカラー」「淡色トーン」を意識すると上品に。
- 古い服をそのまま着続ける → デザインより“色あせ”が老け見えの原因。1年に1着、新しい服を取り入れて更新を。
まとめ|「似合う色」で清潔感と若々しさを
おじさんのファッションで最も大切なのは、「似合う色」を知って上手に使いこなすこと。 暗い色ばかりに頼らず、ネイビー・ライトグレー・ベージュを上手に取り入れることで、ぐっと印象が明るくなります。
派手に見せる必要はありません。清潔感をベースに、「少し明るく、少し軽やかに」。 その意識だけで、あなたの毎日が今よりもっと若々しく輝くはずです。
また、色選びが完璧でも、シワだらけ・毛玉だらけの服では印象が台無しです。 「色 × 清潔感」の両立が、おじさんの最大の魅力を引き出します。
最後に洋服の印象を最大限に活かすには、肌・髪・歯・姿勢といった“身だしなみ全体”のケアも欠かせないことをお伝えしておきます。
詳しくは、こちらの記事で総合的なポイントをご覧ください。
おじさんの身だしなみガイド|清潔感アップで若々しく見せる7つのポイント
👉さあ、始めましょう。50代・60代でも清潔感あふれるおじさんへ向かって!

